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やってみよう

走行前準備

混合ガソリンを作る

レーシングカート用のエンジンの主流は2サイクルエンジンです。 2サイクルエンジンはエンジン内部にオイルは入っていません。 この仕組みのエンジンは、吸い込むガソリンに予めオイルを混ぜておき、ガソリンと一緒にオイルをエンジンに吸い込ませそのオイルがエンジン内部に付着することによってピストンとシリンダー、またはベアリング等を潤滑しているのです。
その為、レーシングカートは混合ガソリン(ガソリンとオイルが混ざった物)を作る作業が必要となります。専用のポリミックスタンクを使えば簡単に出来ます!
ミックスタンクにはガソリンタンクとオイルタンクがあり、それぞれメモリが付いているのでそれを使いましょう! ガソリンは普通にスタンドで売っているハイオクガソリンです。オイルは2サイクル用レーシングオイルを使用して下さい。

スタンダードエンジン(KT100S)での混合比はガソリン:オイルが20~25:1です。(オイルに指定のある場合はそちらを参考にして下さい。)ガソリンとオイルがしっかり混ざるように作りましょう! バシャバシャ振ってしまうとガソリンが揮発してしまうので、ゆっくりと混ぜてあげるのがポイントです!

エンジン(キャブレター)にガソリンを送る

混合ガソリンが出来たらカートのタンクへ入れます。
使用するガソリンは1日10~15リットルくらいですね。
ここでもうひと作業します。タンクに入れたガソリンをエンジン(キャブレター)に送ります。エンジンより点火プラグとノイズボックスを取り外し、キャブレターの口を手でしっかりと塞ぎます。この状態でエンジンを空回りさせるとガソリンが吸い込まれてきます。
ダイレクトモデルのエンジンはタイヤを回して下さい。セルスタート仕様のエンジンはセルモーターを回して下さい。手の平にガソリンが付いたらOKです!

タイヤに空気を入れる

タイヤに空気を入れます。
カートコースには空気入れ様のコンプレッサーが置いてあるのでそちらを利用して下さい。仕組みは普通自動車のタイヤと同じです。ホースの先のノズルをタイヤのバルブに押しあてれば空気が入っていきます。
タイヤが張ってくるまで空気を入れましょう!

タイヤ空気圧の調整

コンプレッサーで空気を入れたら、エアゲージを使ってタイヤ空気圧を調整します。
エアゲージのノズルをタイヤのバルブに押し当てて圧力を見ながら空気を抜いて調整しましょう!
タイヤの種類にもよりますが、だいたい1kg(100kpa)に合わせます。
タイヤは走行中摩擦により発熱します。中の空気も暖められるので、走行前と走行後ではタイヤ空気圧が変わってきます。より走行状態に近いのは暖められた空気なので、初めに空気圧を調整してから、再度タイヤが暖かい状態でもう一度調整するのがポイントです!

オイル塗布

カート用のチェーンとスプロケット(ギア)は駆動抵抗を減らすためにギリギリまで小さくされています。
このチェーンとスプロケットも、エンジンのパワーをリアシャフトの伝えるために金属同士が激しく摩擦しているので、オイルを塗っておきます。
チェーンオイルは走行中の遠心力で移動してしまうので外側だけでなく内側からも塗りましょう! また走行を繰り返すと、チェーンオイルは飛散してしまうので一度だけでなく走行したら再度塗るようにしましょう!

走行後片付け

ガソリンを抜く

レーシングカートの走行後はしっかりとした掃除とメンテナンスをしましょう!
走行後余った混合ガソリンをタンクから抜きます。キャブレターに繋がっている燃料ホースを抜き、ポリミックスタンクにガソリンを落とします。
S字フックなどでポリミックスタンクをカートに引っ掛けておくと作業がしやすいです。

エンジン(キャブレター)のガソリンを抜く

内部にオイルが詰まってしまうのを防ぐためにキャブレターの中のガソリンを抜きます。
方法は準備編でガソリンを送ったやり方と同じです。プラグとノイズボックスを取り外し、キャブレターの口を塞ぎエンジンを空回しさせます。今度は手の平にガソリンが付かなくなったらOKです!

掃除をする

走行後のレーシングカートは埃やオイルなどで汚れています。そのままにしておくとオイルがこびり付いて取れなくなったり、ベアリングの中などに入ってしまうと動きが悪くなってしまいトラブルの原因となるので、走り終わった後はきれいに掃除をしてあげましょう! 掃除には左の写真の様に、パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)、CRC556等の潤滑剤、耐油トレイ、ブラシ、ボロキレ、ガソリンを使います。

スプロケットやチェーンにはチェーンオイルの汚れがこびり付いています。
パーツクリーナーやガソリンでこびりついたオイル汚れを溶かしつつ、ブラシで擦ると綺麗になります。
消耗具合なども確認しながら作業すると未然にトラブルなども防ぐことが出来ますね!

外した部品を洗うときはトレイを使いましょう。
トレイの中にガソリンを入れて洗います。ガソリンはオイルを混ぜていない物を使った方が、乾いた時にオイルが残ることがなくベタベタしません。
チェーンやエンジンなども入れて洗うのでトレイは大きめの方が便利です。

ノイズボックスも洗います。
ゴムフランジの部部を外し中にガソリンを入れてバシャバシャと洗います。砂や埃が残るのを防ぐために綺麗なガソリンで作業しましょう!

シャフトベアリングにジャリジャリと言う様な異音がある場合は内部を洗浄しましょう。
パーツクリーナーを使いベアリングの隙間からスプレーして中のゴミを追いだします。何度か繰り返し作業するとゴミが取れます。洗浄した後は潤滑オイルを入れておきましょう!

フレームを磨くときはパーツクリーナーでなく、潤滑スプレーを使うのがお勧めです!
パーツクリーナーやガソリンよりも塗装を傷めにくく、油が薄らと残ることによりサビの防止と艶出し効果があります!

タイヤの空気を抜く

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走行後はタイヤの空気を抜いてカートをしまいましょう。
空気を入れたままにしておくと僅かですが風船のようにタイヤが膨らんでしまいます。そうするとタイヤの外径が変わってしまい、ギア比などがくるってしまうので、タイヤの形を変えないため に空気を抜いて保管します。

各部点検

走行中のレーシングカートのフレームは強力なエンジンパワーやタイヤのグリップを受け止めているために様々な力が掛かっています。しっかりと止めていたはずのネジが緩むこともあります。
走行後は掃除をしながら、各部の動作点検、ネジの緩みチェックも行いましょう!
走行中のトラブルは自分はもちろん、他人まで危険に巻き込んでしまう恐れがあります。わからない事があればショップや詳しい人に聞いてみましょう!

お気軽にお問い合わせください。 TEL 048-826-6886 11:00~19:00(定休日月曜)

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